性病の悩み

細菌性膣炎の症状と原因はコレ!臭いを繰り返さないように予防しよう

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「オリモノが魚臭い」「量が増えた」「あそこが痒い」などの症状で悩んでいませんか?

上記の症状がある人は、細菌性膣炎を発症している可能性があります。

細菌性膣炎は、疲れやストレスなどが原因で発症するので、忙しい現代女性にとっては身近な病気の一つになります。

クラミジアなどの性感染症と違って、セックスだけが原因ではないのが細菌性膣炎の厄介なところ。

何度も繰り返してしまう女性が多いのは、風邪や生理などの誰にでも起こりうることが病気の引き金となってしまうのが理由です。

この記事では、細菌性膣炎の原因や症状、繰り返さないための予防方法までわかりやすく紹介していきます。

細菌性膣炎は膣・オリモノに様々な症状がでる


細菌性膣炎になると、膣内や膣外、オリモノなどに多様な症状が現れます。

自分にあてはまる症状がないか、以下の内容と照らし合わせてチェックしてみましょう。

オリモノの異常

細菌性膣炎になった際に起こるオリモノの異常は、次の通りです。

チェック項目 状態
臭い 魚臭い、イカ臭い、生臭い
灰色、黄色、黄緑色、クリーム色
状態 水っぽい、ネバネバしている
増える

細菌性膣炎の症状が、最もわかりやすく現れるのがオリモノになります。

パンティーライナーから溢れるほど水っぽいオリモノが出ていたり、ズボンの上からでも生臭いニオイが分かるなど、オリモノに異常がある場合は細菌性膣炎になっている可能性が高いです。

オリモノの量が増えたり、臭いがきつくなることは生理などが原因で起こることもありますが、あまりにも度を超えているのであれば、病気の疑いがあります。

膣内外の異常

細菌性膣炎は、オリモノ以外にも症状が出ることがあります。

膣内に炎症が起きている状態なので膣内が痛んだり、細菌が混じったオリモノが排出されることで外陰部に痒みが起きたりします。

また、炎症が酷くなると不正出血を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

細菌性膣炎になる原因は?


細菌性膣炎になる大きな原因は、膣の自浄作用の低下です。

膣内は通常、デーデルライン桿菌という善玉菌が悪玉菌の侵入・繁殖を防いでくれることにより、膣の健康が保たれています。

これを膣の自浄作用というのですが、免疫力の低下などにより機能が弱まると、悪玉菌の侵入・繁殖を防ぐことができなくなってしまいます。

細菌性膣炎になって、あそこの異常に悩まないためにも、膣の自浄作用を低下させないようにしましょう。

日常のあらゆることが引き金に

細菌性膣炎は、膣の自浄作用が低下することによって起きます。

膣の自浄作用は、日常のあらゆることが原因で低下してしまうので、どのような原因があるのか確認しましょう。

  • 風邪や病気
  • 抗生物質の服用
  • 疲労やストレス
  • 不規則な生活
  • 膣内外の洗いすぎ
  • 生理前や生理後
  • 妊娠

どれも日常でおこりうることなので、全ての原因を防ぐのは困難だと思います。

大切なことは、膣の自浄作用を低下させる要因を一つでも減らすことです。

不規則な生活や、デリケートゾーンの洗い方など、治せることは改善し、膣の抵抗力を少しでも下げないように心がけてください。

妊婦が細菌性膣炎になると早産になる可能性が

妊娠中は、免疫力が下がってしまうため細菌性膣炎にかかりやすくなります。

日本感染症学会でも、妊婦が細菌性膣炎にかかった場合の危険性について、以下のように述べられています。

妊婦の細菌性膣症は、絨毛膜羊膜炎、正期前の低出生体重児、産褥性子宮内膜炎などと関係がある。
特に、妊娠後期に細菌性膣症が起これば、早産、新生児の肺炎・髄膜炎・菌血症などの感染症の原因ともなる。

引用元: 日本性感染症学会

上述のように、妊婦の細菌性膣炎の発症は、早産の原因になるとされています。

また、生まれてきた赤ちゃんが肺炎などの感染症を起こしてしまう可能性があり、大変危険だということがわかります。

妊娠中にオリモノの量が増えたり臭いが強くなることは、女性ホルモンの関係でよくあることです。

しかし、「このぐらいで病院に行くのはちょっと…」とオリモノの異常を放っておくと、細菌性膣炎などの病気を見逃してしまうことになります。

病気の発見が遅れて後悔しないためにも、少しでも異常があれば病院で一度診てもらうのが賢明です。

細菌性膣炎はどうやって治療するの?


細菌性膣炎には、次のような治療方法があります。

  • 膣洗浄
  • 膣錠
  • 内服薬
  • 軟膏

病状や医師の方針によっても、治療方法に違いがあります。

それぞれの治療方法について、以下の内容で詳しく解説していきます。

膣洗浄

膣内に溜まった細菌や、細菌の残骸を洗い流します。

病院で細菌性膣炎と診断されると、最初の段階で膣内洗浄をして、次の薬物治療に臨むことが多いです。

膣錠(フラジール・クロマイ膣錠・ハイセチン膣錠など)

膣内に繁殖した悪い細菌を、抗菌作用のある膣錠を挿入して殺菌します。

抗生物質を使うと、悪玉菌と一緒にデーデルライン桿菌などの善玉菌まで殺菌してしまうので、乳酸菌の膣錠を併用することも多いです。

1日1錠を挿入して1週間ほど治療した後、再度検査して問題がなければ完治したとされます。

内服薬

細菌性膣炎は膣錠を用いて治療することが多いのですが、抗生物質の内服薬を使用する場合もあります。

抗生物質を服用すると下痢が起こりやすくなるので、乳酸菌の錠剤も併用して副作用を軽減します。

妊娠中の細菌性膣炎の治療は、内服薬ではなく膣錠を用いることが一般的です。

外陰部の痒みには塗り薬

オリモノや膣内の異常に加え、外陰部に痒みやただれがある場合は軟膏を処方されます。

症状を伝えていないと処方してもらえないことがあるので、痒みなどがある場合はあらかじめ医師に相談しておきましょう。

細菌性膣炎を何度もぶり返してしまう理由

細菌性膣炎を発症している人の声を聞いてみると「治療をしても何度もぶり返す」と悩んでいる人が多い印象を受けます。

きちんと治療をして完治したはずなのに、どうして再発症してしまうのでしょうか。

細菌性膣炎を繰り返し発症してしまう原因をまとめました。

抗生物質の使用で膣内が弱くなるから

細菌性膣炎になると、抗生物質を用いて治療するのが一般的です。

悪玉菌を退治する目的で使用するのですが、膣内環境を守る善玉菌まで殺菌してしまうので、治療後の膣内はとても弱い状態になってしまいます。

この間に、外から細菌が入ることにより、再度膣内に悪玉菌が増殖してしまうのです。

「完治して1週間後にぶり返した…」という人がいるのは、抗生物質により膣が弱くなったことが原因といえます。

弱った膣内に細菌が侵入しないよう、治療後は陰部を清潔に保つよう心がけましょう。

根本の原因を変えないとぶり返す

細菌性膣炎は、疲労やストレス、生活習慣の乱れが原因で発症します。

きちんと治療をしても、根本的な原因を改善しないと膣の自浄作用が高まらず、再発症してしまいます。

とはいえ、仕事や家事に忙しい現代の女性にとって、全ての原因を排除するのは困難です。

膣の健康をサポートするアイテムがいくつかあるので、細菌性膣炎を予防したい人は頼ってみるのもよいでしょう。

薬局、通販で買える細菌性膣炎の予防グッズ


膣の自浄作用をサポートして、細菌性膣炎を予防しましょう。

膣の自浄作用をサポートするアイテムは、ドラッグストアなどの薬局でも市販されていますし、通販で購入することもできます。

体全体の抵抗力を高めるサプリや、膣内に直接アプローチするアイテムなど、さまざまな方法があります。

自分のライフスタイルに適した予防方法をおこない、細菌性膣炎を発症するリスクを軽減しましょう。

ヨーグルトやビオフェルミンで腸内環境を整える

体が健康な状態ではないと、膣の抵抗力も下がってしまいます。

疲労や睡眠不足によって体調を崩しがちな人は、腸内環境を整えて体全体の免疫力をアップしましょう。

多くの医者や研究者が、腸内環境の改善が免疫力のアップにつながると唱えており、腸は人体で最大の免疫器官といわれるほどです。

厚生労働省でも、体の健康と腸内細菌の関係について以下のように考察されています。

腸内には細菌がおよそ100種類、100兆個も生息していることが知られています。体の健康には、この腸内細菌に占めるビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要です。

引用元: 腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット

 

上記の内容を簡単にまとめると、体の健康を維持するためには腸内の善玉菌を増やすことが大切ということです。

ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌は、ヨーグルトやサプリから摂取することができます。

ヨーグルトはスーパーやコンビニで購入できますし、ビオフェルミンや乳酸菌サプリは薬局や通販で購入できます。

体の免疫力を上げることで、膣の健康もサポートできます。

疲労や生活習慣の乱れが原因で細菌性膣炎にかかりやすい人は、腸内環境を整えて細菌に負けない体づくりをすることが大切ではないでしょうか。

洗いすぎにはデリケートゾーン専用の石鹸

ストレスや疲労を特に感じていないのに何度も細菌性膣炎を繰り返してしまう人は、デリケートゾーンを洗いすぎていることが原因かもしれません。

一般的なボディーソープは洗浄力が強すぎるため、膣内の善玉菌まで洗い流してしまいます。

「石鹸を変えたら細菌性膣炎にかからなくなった」という人もいるので、体の不調に心当たりがないのであれば石鹸を変えてみるのも一つの方法です。

デリケートゾーン専用の石鹸は、市販や通販で購入できます。

どのような商品があるのか詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

(リンク)

 

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